『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地を紹介!映画の世界を歩く聖地巡礼スポット
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』は、2023年11月に公開された大ヒットコメディ映画です。
GACKTさんと二階堂ふみさんがダブル主演を務め、監督は武内英樹さんが担当しています。
『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』では、埼玉県を舞台にした前作から一転、関西地域が物語の中心となり、滋賀県や静岡県など各地で撮影が行われました。
映画をご覧になった方の中には、劇中に登場した美しい景色や印象的な建造物を実際に訪れてみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地4か所と、周辺のおすすめ観光スポットについてご紹介します。
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地スポット4選
ここでは、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地について、以下の4か所を解説します。
- 白浜大浜海水浴場
- 大明神岩の赤鳥居
- 彦根城 西の丸
- 行田タワー
1つずつ見ていきましょう。
白浜大浜海水浴場

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地の1か所目は、白浜大浜海水浴場です。
静岡県下田市に位置する白浜大浜海水浴場は、伊豆半島最大規模を誇る海水浴場として知られています。
南北に約700メートルにわたって広がる白い砂浜と、エメラルドグリーンに輝く透明度の高い海が特徴です。
映画では、埼玉に海を作る計画の一環として和歌山県・白良浜を訪れるシーンのロケ地として使われました。
サーファーや若者を中心に全国から多くの観光客が訪れます。
サラサラとした白い砂浜が広がる開放的な空間は、まるで南国リゾートのような雰囲気を楽しめるスポットです。
| 住所 | 静岡県下田市白浜(原田) |
| 下田観光協会 | 白浜大浜海水浴場 |
大明神岩の赤鳥居

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地の2か所目は、大明神岩の赤鳥居です。
白濱神社の裏手にある海岸の岩場に建つ大明神岩の赤鳥居は、撮影地として映画に登場しています。
白浜大浜海岸の北部に位置し、巨大な岩の上に朱色の鳥居が立てられた神秘的な光景が広がります。
白い砂浜、青い海、そして真っ赤な鳥居のコントラストが美しく、息をのむような絶景スポットとして人気です。
白濱神社は伊豆最古の神社とされ、樹齢2000年の御神木もそびえています。
鳥居は伊豆七島の神々を出迎える場所とされており、日の出のスポットとしても多くの観光客が訪れます。
神社の駐車場から徒歩約2分でアクセスできるため、気軽に立ち寄ることができます。
| 住所 | 静岡県下田市白浜2740 |
| アクセス | 下田駅下車白浜海岸・板戸一色行きで 白濱神社下車 |
| 公式HP | 伊豆白濱神社 |
彦根城 西の丸

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地の3か所目は、彦根城 西の丸です。
滋賀県彦根市にある国宝彦根城は、映画の重要なシーンで登場しました。
撮影スタッフとエキストラボランティアの方々が大量の撮影機材と小道具を持って彦根城を登り、西の丸エリアで撮影が行われました。
西の丸には重要文化財に指定されている西の丸三重櫓があり、深い大堀切に面して築かれています。
天守のような装飾的な破風はありませんが、総漆喰塗りの簡素な中にも気品のある建物です。
西の丸からは琵琶湖や周辺の景色を見渡すことができ、城の美しさと歴史を体感できる場所として知られています。
映画を通じて滋賀県の魅力が全国に発信されました。
| 住所 | 彦根市金亀町1-1 |
| アクセス | 彦根駅から徒歩約15分 |
| 公式HP | https://hikonecastle.com/about.html |
行田タワー

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地の4か所目は、行田タワーです。
埼玉県行田市の古代蓮の里にそびえ立つ行田タワーは、高さ50メートルの展望室を持つ埼玉県内唯一のタワーです。
正式には古代蓮会館の展望室ですが、映画内で「行田タワー」として登場し大活躍したことから、この名称が正式名称として採用されました。
映画では埼玉県内唯一のタワーとして登場し、劇中では弾道弾迎撃ミサイルという設定が加えられ、大阪府が発射した通天閣型ミサイルを迎撃するために打ち上げられるという壮大なシーンが展開されました。
展望室からは関東平野を取り囲む山並みが一望でき、天気が良い日には富士山や東京都内まで見渡すことができます。
映画公開後は来場者数が大幅に増加し、全国のタワーが加盟する全日本タワー協議会にも加盟しました。
| 住所 | 行田市大字小針2375番地1 |
| アクセス | 行田駅東口から行田市市内循環バス・ 観光拠点循環コース 古代蓮の里で下車 |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は営業) 祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業) 年末年始 蓮の開花期(6月中旬~8月上旬)は無休で営業 |
| 入館料 | 大人(高校生以上)400円 小人(小・中学生)200円 |
| 行田市産業・文化・スポーツいきいき財団 | 古代蓮の里・行田タワー |
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポット
ここでは、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットについて、以下の5か所を解説します。
- 龍宮窟
- 下田海中水族館
- ペリーロード
- 玄宮園
- 古代蓮の里
1か所ずつ見ていきましょう。
龍宮窟

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットの1か所目は、龍宮窟です。
下田市田牛にある龍宮窟は、天窓から差し込む光が神々しい自然が作り出した洞窟です。
波の浸食によってできた海食洞で、天井部分が陥没してできた天窓から光が降り注ぐ幻想的な景観が楽しめます。
上から見ると洞窟がハート型に見えることから、恋愛のパワースポットとしても人気を集めています。
遊歩道が整備されており、洞窟の中と上の両方から景色を楽しむことができます。
| アクセス | 下田駅よりバスで約20分 東海バス「伊豆急下田駅」2番乗り場より (田牛行き)バスに乗車 「龍宮窟」にて下車 |
| 下田市観光協会 | 龍宮窟 |
下田海中水族館

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットの2か所目は、下田海中水族館です。
伊豆急下田駅から路線バスで約7分の場所に位置する下田海中水族館は、自然の入り江を利用したユニークな水族館です。
イルカやアシカのショー、ペンギンの餌付けショーなど、様々なプログラムが開催されています。
特にイルカと遊べるアクティビティが人気で、実際にイルカと触れ合える体験ができます。
円柱の水槽では魚たちが泳ぐ姿を立体的に観賞でき、オウサマペンギンやコツメカワウソなど、見どころがたくさん詰まった施設です。
- アソビュー 下田海中水族館PRページに移動します
- アソビューはプランによってご利用条件が異なる場合があります。ご予約・ご購入の際は各プラン内容のご確認をお願いします。
| 住所 | 静岡県下田市三丁目22−31 |
| アクセス | 下田駅バス乗り場7番下田海中水族館行き |
| 入場料 | 大人料金(中学生以上)2,400円 小人(4歳から小学生まで)1,200円 |
| 公式HP | 下田海中水族館 |
ペリーロード

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットの3か所目は、ペリーロードです。
下田市内にあるペリーロードは、幕末に黒船で来航したペリー提督一行が了仙寺で日米和親条約の付録である下田条約締結のために行進した道です。
平滑川沿いに石畳が続き、なまこ壁の家並みや柳並木が独特の風情を醸し出しています。
異国情緒あふれる町並みは、散策にぴったりのスポットです。
通り沿いにはおしゃれなカフェや雑貨店が立ち並び、歴史を感じながらのんびりと散策を楽しむことができます。
白浜大浜海水浴場から下田市街へ向かう途中に立ち寄れる観光スポットとして人気です。
| アクセス | 伊豆急下田駅徒歩15分 |
| 下田市 | ペリーロード |
玄宮園

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットの4か所目は、玄宮園です。
彦根城の北側に位置する玄宮園は、琵琶湖の水を引き入れた池泉回遊式の大名庭園です。
国の名勝に指定されており、彦根城とセットで観光する方が多いスポットです。庭園内には「蓬莱山」「武蔵野」「魚躍沼」など、各所に個性的な名前がつけられています。
周辺の樹々は秋になると美しい色彩に紅葉し、水面に映る朱色は趣深い美しさを見せてくれます。
彦根城の観覧券は玄宮園との共通券も販売され、両方を楽しむことができます。
茶室でお茶を楽しみながら庭園を眺めることもでき、ゆったりとした時間を過ごせる場所です。
| 住所 | 滋賀県彦根市金亀町3 |
| 開園時間 | 8:30〜17:00 (最終入場16:30まで) |
| 公益社団法人 彦根観光協会 | 玄宮園 |
古代蓮の里

映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』ロケ地周辺のおすすめスポットの5か所目は、古代蓮の里です。
行田タワーが建つ古代蓮の里は、行田市の天然記念物である古代蓮をシンボルとする公園です。
古代蓮は約1400年から3000年前のものと推定される蓮で、公共施設建設工事の際に蓮の種子が自然発芽して開花しました。
6月中旬から8月上旬にかけて、園内では古代蓮をはじめとする世界各地の蓮の花を観賞することができます。
蓮の花は早朝から午前中にかけて最も美しく咲くため、朝の時間帯に訪れるのがおすすめです。
行田タワーの展望室からは、田んぼアートや蓮池を見下ろすことができ、開花シーズンには特に美しい景色が広がります。
園内には遊歩道も整備されており、のんびりと散策を楽しむことができる癒しのスポットです。
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』とは?
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』は、魔夜峰央さんの原作漫画を基にした実写コメディ映画の続編です。
2019年に公開された『翔んで埼玉』は興行収入37.6億円を記録する大ヒット作となり、埼玉県を舞台に地域ディスりと愛情が共存した痛快なご当地コメディが展開されました。
続編となる『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』では、舞台が関西に広がり、「東京 vs 埼玉」から「関東 vs 関西」へとスケールアップしています。
監督は『翔んで埼玉』に引き続き武内英樹さんが務め、『のだめカンタービレ』シリーズや『テルマエ・ロマエ』シリーズなど、数々のヒット作を手がけてきた実績があります。
脚本は『かぐや様は告らせたい』シリーズの徳永友一さんが担当しました。
主演はGACKTさんと二階堂ふみさんがダブル主演で続投し、GACKTさんは麻実麗役を、二階堂ふみさんは壇ノ浦百美役を演じています。
共演には杏さん、片岡愛之助さん、藤原紀香さん、堀田真由さん、くっきーさん(野性爆弾)など、豪華キャストが集結しました。
片岡愛之助さんは大阪府知事役を演じ、大阪の粉もん工場では「551蓬莱」と「たこ家道頓堀くくる」が実名協力するなど、関西色豊かな内容となっています。
映画では滋賀県に関するネタが30件近く盛り込まれ、撮影には滋賀ロケーションオフィスの職員が熱心に協力しました。
映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』についてまとめ
今回は、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』のロケ地4か所と、周辺のおすすめ観光スポット5か所をご紹介しました。
静岡県下田市の白浜大浜海水浴場と大明神岩の赤鳥居、滋賀県彦根市の彦根城西の丸、埼玉県行田市の行田タワーと、それぞれの地域に魅力的なロケ地が点在しています。
映画では各地の特徴を活かした撮影が行われ、美しい景色や歴史的建造物が作品に華を添えました。
ロケ地周辺には龍宮窟や下田海中水族館、ペリーロード、玄宮園、古代蓮の里など、見どころ豊富な観光スポットも多数あります。
映画のロケ地を訪れる際には、これらの周辺スポットも一緒に巡ることで、より充実した旅行を楽しむことができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』の聖地巡礼の旅を計画してみてください。

