『ノイズ』ロケ地を紹介!映画の世界を歩く聖地巡礼スポット
藤原竜也さんと松山ケンイチさんが主演を務めた映画『ノイズ』。
『ノイズ』は愛知県の知多半島と周辺の離島を中心に撮影され、美しい風景とともに緊迫したサスペンスが展開されました。
映画の舞台となった猪狩島は架空の島ですが、実際のロケ地は知多半島の魅力的なスポットです。
どこで撮影されたのか気になりますよね。ロケ地を巡れば、作品の世界観をより深く感じられるでしょう。
そこで今回は、映画『ノイズ』のロケ地と周辺のおすすめスポットを紹介します。
映画『ノイズ』のロケ地スポット5選
ここでは、映画『ノイズ』のロケ地について、以下の5か所を解説します。
- 雅休邸(旧岡田医院)
- 野間大坊・信徒会館
- 南知多町 内海サービスセンター
- 大井漁港(南知多町)
- 河和港
1か所ずつ見ていきましょう。
雅休邸(旧岡田医院)
映画『ノイズ』のロケ地の1か所目は、雅休邸(旧岡田医院)です。
雅休邸は知多市岡田にある国の登録有形文化財で、昭和4年に建てられた大正モダン建築の建物です。
竹内雅休が医院として開業した建物で、室内は和洋折衷な町屋造りとなっています。
外には美しい日本庭園が広がり、歴史的な趣を感じられるスポットです。
映画では2日間にわたって撮影が行われ、約60人の出演者とスタッフが集まりました。
ほとんどの出演者がこの雅休邸に集合したシーンが撮影されており、映画の重要な舞台として使用されています。
岡田の古い街並みも一緒に散策すれば、ノスタルジックな雰囲気を楽しめるでしょう。
| 住所 | 知多市岡田字開戸24 |
| アクセス | 「朝倉駅」より知多バス岡田線「大門前」下車、 徒歩約3分 |
| 雅休邸運営委員会 | 雅休邸(旧岡田医院) |
野間大坊・信徒会館

映画『ノイズ』のロケ地の2か所目は、野間大坊・信徒会館です。
野間大坊は愛知県知多郡美浜町にある真言宗豊山派の古刹で、正式には鶴林山無量寿院大御堂寺といいます。
天武天皇の時代に建立されたと伝えられる歴史ある寺院で、源義朝の最期の地としても知られています。
境内には義朝の墓があり、木刀が山のように供えられているのが特徴的です。
知多四国霊場の50番・51番札所となっており、本堂と客殿が2つの札所として存在しています。
映画の撮影では信徒会館が使用されました。
周辺には血の池など源義朝にまつわる史跡も多く、歴史ファンにとっても魅力的なスポットとなっています。
荘厳な雰囲気の中で、映画のシーンを思い出せる場所です。
| 住所 | 知多郡美浜町野間東畠50 |
| 公式HP | 野間大坊 |
内海サービスセンター
映画『ノイズ』のロケ地の3か所目は、南知多町の内海サービスセンターです。
内海サービスセンターは、昭和36年に建設された旧・南知多町役場内海支所の建物を活用した行政施設で、各種手続きの窓口や公民館機能などを担い、地域住民の暮らしを支えてきました。
老朽化が進んでいることから、令和7年5月7日からは町民会館図書室へ移転予定で、映画の撮影は現在の建物が現役だった時期に行われました。
劇中では、猪狩島の役場としてたびたび登場しました。
内海エリアは知多半島南部でも人気の観光地で、名鉄知多新線の終点・内海駅からは内海海水浴場や南知多温泉郷の宿へのアクセスも良好です。
映画のロケ地を訪れた後は、内海温泉でゆっくりと旅の疲れを癒すのもおすすめ。
駅前には観光案内所もあるため、周辺観光やほかのロケ地情報を集める拠点としても便利なスポットといえます。
| 住所 | 南知多町大字内海字柴井1-66 |
| 公式HP | 内海サービスセンター |
大井漁港(南知多町)

映画『ノイズ』のロケ地の4か所目は、大井漁港(南知多町)です。
大井漁港は南知多町大井にある大きな漁港で、知多半島の先端付近に位置しています。
天然の湾を利用して整備された良港で、複数の防波堤や護岸が整備されています。
映画では、猪狩島の駐在所とその周辺の海岸シーンのロケ地としてたびたび登場します。
漁港内に建てられていた駐在所の建物は撮影用のセットだったため、現在は撤去されています。
月に2回ほど「大井とれとれ漁師市」という朝市も開催され、地域の観光事業にも貢献しています。
白灯台のある防波堤や赤灯台のある防波堤など、複数の釣りポイントがあり、釣り愛好家からも人気のスポットです。
周辺からは三河湾の美しい景色を眺めることができ、海の風景を楽しめる絶好のロケーションとなっています。
| 住所 | 知多郡南知多町大字大井 |
河和港

映画『ノイズ』のロケ地の5か所目は、河和港です。
河和港は愛知県知多郡美浜町にある港で、日間賀島や篠島への名鉄海上観光船の発着所となっています。
河和港周辺は新江川の河口部となっており、釣りスポットとしても知られています。
映画では、先輩の岡崎が乗り込む船を、新米警察官の守屋真一郎が見送るシーンのロケ地として使われました。
港からは知多半島の離島への船が出ており、観光の拠点としても機能しています。
港周辺には駐車場やトイレなどの施設も整っており、ロケ地巡りの際にも便利なスポットです。
離島への玄関口として賑わう港の様子は、映画の世界観とも重なります。
| 住所 | 美浜町大字河和字北屋敷 |
映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポット
ここでは、映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポットについて、以下の4か所
を解説します。
- 観光農園花ひろば
- 南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国
- 内海海水浴場
- 豊浜魚ひろば
1か所ずつ見ていきましょう。
観光農園花ひろば

映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポットの1か所目は、観光農園花ひろばです。
観光農園花ひろばは南知多町の中心あたりにある広大な花畑で、四季折々の花が楽しめる人気スポットです。
特に6月末から11月末まで楽しめる約14万本のひまわり畑は日本最大級の規模を誇り、夏の青空の下に広がる黄色い花畑は圧巻の景色です。
春はストックやポピー、秋はコスモスが美しく咲き誇ります。冬には菜の花摘みや食用菜の花の袋詰め放題という珍しい企画も実施されています。
売店では地元の農作物も販売されており、お土産購入にも最適です。
映画のロケ地巡りの合間に立ち寄れば、美しい花々に癒されるひとときを過ごせるでしょう。
| 住所 | 知多郡南知多町豊丘高見台48 |
| 営業 | 8:00~17:00 |
| 休園日 | 1/1~1/3 |
| 公式HP | 観光農園花ひろば |
南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国
映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポットの2か所目は、南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国です。
南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国は、愛知県知多郡美浜町の伊勢湾奥田海岸沿いにある総合レジャー施設です。
水族園と海辺ゾーン、遊園地で構成されており、家族連れに人気のスポットとなっています。
ビーチランドではイルカやアシカとのふれあい体験ができ、おもちゃ王国では様々なおもちゃで遊べます。
小さなお子様から大人まで楽しめる施設が充実しており、一日中遊べるアミューズメントパークです。
野間大坊から車で5分ほどの距離にあるため、ロケ地巡りと合わせて訪れるのにも便利な立地です。
アソビュー!南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国のプラン一覧
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- アソビューはプランによってご利用条件が異なる場合があります。ご予約・ご購入の際は各プラン内容のご確認をお願いします。
| 住所 | 知多郡美浜町奥田428-1 |
| アクセス | 知多奥田駅より徒歩15分 |
| 公式HP | 南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国 |
内海海水浴場
映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポットの3か所目は、内海海水浴場です。
内海海水浴場は遠浅できめの細やかな砂浜が弓状に約2kmにわたって続く東海地区最大の海水浴場です。
メインの千鳥ヶ浜は「日本の渚百選」に選ばれており、美しい景観が自慢です。
名鉄知多新線の内海駅から徒歩15分ほどでアクセスできます。
夏には多くの海水浴客で賑わい、ビーチバレーやマリンスポーツも楽しめます。
周辺には内海温泉郷もあり、海水浴の後に温泉でリフレッシュすることも可能です。
映画の撮影地である知多半島の自然の美しさを肌で感じられる絶好のスポットといえます。
| 住所 | 南知多町内海 |
| アクセス | 内海駅より徒歩で15分 |
| 南知多町観光協会 | 内海海水浴場 |
豊浜魚ひろば

映画『ノイズ』ロケ地周辺のおすすめスポットの4つ箇所は、豊浜魚ひろばです。
豊浜魚ひろばは愛知県下一の水揚げ量を誇る南知多の豊浜漁港にある産地市場です。
干物や大アサリなどの貝類、カニやエビ、いけすには鮮度抜群の魚介類が並んでいます。
市場内には産地ならではの新鮮な素材を使った食堂もあり、採れたての魚を使った刺身や海鮮料理が楽しめます。
その場で3枚におろしてもらったり、宅配便での発送も可能です。
南知多町豊浜相筆にあり、知多半島の新鮮な海の幸を堪能できる人気スポットとなっていますロケ地巡りの合間に立ち寄って、地元グルメを満喫するのがおすすめです。
| 住所 | 知多郡南知多町大字豊浜字相筆33番地 |
| アクセス | 河和駅または内海駅から海っ子バスで約30分 豊浜魚ひろば下車 |
| 営業時間 | 平日 9:00~16:00 土日祝 8:00~17:00 |
| 定休日 | 毎週火曜日(祝日は営業) |
| 公式HP | 豊浜魚ひろば |
映画『ノイズ』とは?
映画『ノイズ』は筒井哲也さんによる同名の漫画作品『ノイズ』を原作としており、集英社のヤングジャンプコミックスGJから刊行されています。
原作は2018年から2020年まで「グランドジャンプ」で連載され、全3巻で完結しました。
文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した「有害都市」などで知られる筒井哲也さんの作品です。
監督は「ヴァイヴレータ」や「ここは退屈迎えに来て」などを手がけた廣木隆一さんが務めています。脚本は片岡翔さん、音楽は大友良英さんが担当し、豪華なスタッフ陣によって制作されました。
主演は藤原竜也さんと松山ケンイチさんのW主演で、2人は映画「デスノート」シリーズ以来15年ぶりの共演となりました。
藤原竜也さんは島の復興を願う泉圭太役を、松山ケンイチさんは圭太の幼なじみで猟師の田辺純役を演じています。
新米警察官の守屋真一郎役には神木隆之介さんが出演しました。
その他にも黒木華さん、伊藤歩さん、渡辺大知さん、寺島進さん、余貴美子さん、柄本明さん、永瀬正敏さんといった実力派俳優が脇を固めています。
豪華キャスト陣による迫真の演技が作品の見どころとなっています。
映画『ノイズ』についてまとめ
今回は、映画『ノイズ』のロケ地と周辺のおすすめスポットを紹介しました。
映画の舞台となった知多半島には、雅休邸や野間大坊、大井漁港など魅力的なロケ地が点在しています。
周辺には観光農園花ひろばや南知多ビーチランドといった人気スポットもあり、ロケ地巡りと合わせて楽しめます。
映画を観た後は、ぜひ実際に知多半島を訪れて、作品の世界観を体感してみてください。
美しい海の風景と地元グルメを満喫しながら、映画の名シーンを思い出す旅に出かけましょう。

