『ミラクルシティコザ』ロケ地を紹介！映画の世界を歩く聖地巡礼スポット
ネオンきらめくゲート通りやロックが鳴り響くライブハウスなど、映画『ミラクルシティコザ』には実在するコザの街並みが数多く登場します。
主演は桐谷健太さんで、スクリーンの中の風景を自分の足で巡ってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。
ここでは、タコスの名店から老舗バー、ライブハウスまで、作品のシーンと結びつけながら楽しめるロケ地スポットを５つ厳選して紹介します。
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地スポット５選
ここでは、映画『ミラクルシティコザ』のロケ地について、以下の5か所を解説します。
- カフェオーシャン（Cafe OCEAN）
- スナック喫茶 プリンス
- CLUB QUEEN（クラブ クイーン）
- 7th Heaven KOZA（セブンスヘブンコザ）
- ミュージックタウン音市場
1か所ずつ見ていきましょう。
カフェオーシャン（Cafe OCEAN）
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地の1か所目は、カフェオーシャン（Cafe OCEAN）です。
創業50年を超える歴史を持つこだわり手作りタコスの名店で、米軍嘉手納基地の第2ゲート前に位置しています。
映画の中では、70年代のハルさんが稼いだお金で妻マーミーにプレゼントしたお店という設定で登場しました。
店名もそのまま使われており、ハル一家の思い出と現実が交差する重要な場所として描かれています。
名物店主のヤラヤッシーさんはシンガーソングライターとしても活動しており、音楽とタコスを愛する魅力的な人物です。
パリパリ食感のタコスは地元の米兵や市民に長年愛され続けており、昭和レトロな雰囲気の店内にはステージも設置されています。
| 住所 | 沖縄市中央2-15-2 |
| 営業 | 12:00～22:00（ラストオーダー 21:00） |
| 定休日 | 年中無休（突然の休みあり） |
| 公式HP | カフェオーシャン |
スナック喫茶 プリンス
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地の2か所目は、スナック喫茶 プリンスです。
ゲート通りの歴史を感じさせる老舗バーで、ベトナム戦争当時の面影が色濃く残る場所として知られています。
かつてはAサインバー（米軍公認の衛生基準を満たした店）として営業していた歴史があり、壁一面に張り巡らされた1ドル札が特徴的な内装となっています。
現在も外国人や観光客、地元客で賑わい、異文化交流が楽しめるスポットです。映画の中でも重要なシーンの撮影地となりました。
| 住所 | 沖縄市上地１丁目４−２ |
| 営業 | 水曜日-土曜日 20:00-02:00 |
| プリンス |
CLUB QUEEN（クラブ クイーン）
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地の3か所目は、CLUB QUEEN（クラブ クイーン）です。
沖縄市コザのナイトライフを象徴する場所の一つとして、映画の撮影に使用されました。
1970年代のコザの雰囲気を再現するうえで欠かせない場所として選ばれています。
当時のロックンロール文化が花開いた時代の熱気を感じられるスポットです。
劇中では、1970年代のコザの熱気ある夜の雰囲気を象徴するライブハウスとして登場します。
ステージや路地を使った印象的なシーンが撮影され、当時のロックンロール文化の空気感が伝わってきます。
| 住所 | 沖縄市上地1-2-1 B1F |
| CLUB QUEEN |
7th Heaven KOZA（セブンスヘブンコザ）
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地の4か所目は、7th Heaven KOZA（セブンスヘブンコザ）です。
ロックの街・沖縄市胡屋の中心にあるライブハウスで、オキナワンロックを牽引してきたジョージ紫さんの息子レイさんがオーナーを務めています。
週末を中心に営業しており、パンクからテクノ、ヒップホップ、民謡まで様々なジャンルのライブやイベントが開催されています。
映画では、現代と過去が交錯する重要なライブシーンの舞台として登場します。
ハルさんたちが所属するバンド「インパクト」の“ホーム”として描かれており、物語のクライマックスを盛り上げる場所です。
地元客のみならず観光客も楽しめるスポットとなっています。
| 住所 | 沖縄市中央1-2-10・3F |
| 公式HP | セブンスヘブンコザ |
ミュージックタウン音市場
映画『ミラクルシティコザ』のロケ地の5か所目は、ミュージックタウン音市場です。
コザの音楽文化を象徴する場所として、映画の重要なシーンに登場しました。
沖縄市の音楽資料館やライブハウスが集まるエリアにあり、コザの音楽シーンを支えてきた歴史的なスポットです。
映画のポスターが店頭に貼られるなど、地元の人々から愛されている場所でもあります。
ロックンロールの街コザを体感できる場所として、ファンにとって外せない巡礼スポットとなっています。
| 住所 | 沖縄市上地1丁目1番1号3階 |
| 公式HP | ミュージックタウン音市場 |
映画『ミラクルシティコザ』ロケ地周辺のおすすめスポット
ここでは、映画『ミラクルシティコザ』のロケ地周辺のおすすめスポットについて、以下の3か所を解説します。
- 沖縄こどもの国
- 東南植物楽園
- シアタードーナツ・オキナワ
1か所ずつ見ていきましょう。
沖縄こどもの国
映画『ミラクルシティコザ』ロケ地周辺のおすすめスポットの1か所目は、沖縄こどもの国です。
2004年に「沖縄子ども未来ゾーン」としてリニューアルしましたが、現在も創業当時の名で親しまれている沖縄有数のテーマパークです。
園内には哺乳類、鳥類、魚類、爬虫類など約150種類の生き物がいる動物園があります。
触れて遊べる参加型展示を取り入れたワンダーミュージアムを中心に、沖縄の伝統家屋を展示するふるさと園、乗り物コーナー、バードウォッチングデッキの貸ボート、つりぼりなど、様々なアトラクションが設けられています。
ランチ食べ放題が人気のレストランや沖縄そばを楽しめる売店など施設も充実しており、家族連れにおすすめのスポットです。
- アソビュー 沖縄こどもの国PRページに移動します。
- アソビューはプランによってご利用条件が異なる場合があります。ご予約・ご購入の際は各プラン内容のご確認をお願いします。
| 住所 | 沖縄市胡屋5-7-1 |
| 公式HP | 沖縄こどもの国 |
東南植物楽園
映画『ミラクルシティコザ』ロケ地周辺のおすすめスポットの2か所目は、東南植物楽園です。
約1,300種類、5万株以上の熱帯・亜熱帯植物を鑑賞できる日本最大級の屋外植物園で、50年以上の歴史があります。敷地面積は約4万5千坪（東京ドーム約3個分）と広大で、国内最大級規模のユスラヤシ並木が訪れる人を優しく迎えてくれます。
園内では約50種類の動物たちとのふれあいも楽しめます。
週末にはバードパフォーマンスショーも開催されており、見どころ満載です。
レストランPEACEでは地元の新鮮野菜を使った料理を南国の景色を眺めながら堪能できます。
夜には沖縄南国イルミネーションも楽しめるため、昼夜問わず訪れる価値があります。
- アソビュー 東南植物楽園PRページに移動します。
- アソビューはプランによってご利用条件が異なる場合があります。ご予約・ご購入の際は各プラン内容のご確認をお願いします。
| 住所 | 沖縄市知花2146 |
| 公式HP | 東南植物楽園 |
シアタードーナツ・オキナワ
映画『ミラクルシティコザ』ロケ地周辺のおすすめスポットの3つ目は、シアタードーナツ・オキナワです。
国道330号線沿い、沖縄市胡屋バス停前にあるドーナツをいただきながら映画を鑑賞できるミニシアターです。
実はこのシアターが映画『ミラクルシティコザ』の最初のスタート地点でした。
平一紘監督が「未完成映画予告編大賞」に応募しようと決めた時、真っ先に相談したのがこちらのオーナー宮島真一さんでした。
コザについて詳しく、アイデアの種をたくさん与えてくれ、様々な人を紹介してくれた存在です。
上映前後には宮島さんによる解説があり、映画がもっと好きになる場所として地元の人々に愛されています。
| 住所 | 沖縄県沖縄市中央１丁目３−１７ |
| 公式HP | シアタードーナツ・オキナワ |
映画『ミラクルシティコザ』とは？
映画『ミラクルシティコザ』は、2022年2月4日に全国公開された沖縄市コザを舞台にしたタイムスリップ・ロックンロール・エンターテインメント作品です。
沖縄出身の平一紘監督がオリジナル脚本を書き上げ、全編沖縄ロケで撮影されました。
平監督は第3回未完成映画予告編大賞グランプリならびに堤幸彦賞を受賞した若手監督です。
主演は桐谷健太さんが務め、1970年代の日本復帰前のコザと現代が交錯する物語が展開されます。
かつて隆盛を極めたコザが現在はゴーストタウンの一歩手前となっている中、若者翔太の祖父ハルが交通事故で亡くなります。
現世に心残りのあるハルが翔太の体を乗っ取り、翔太の魂は1970年代へと飛ばされるという設定です。
アメリカ統治時代やベトナム戦争当時の沖縄の世相を盛り込み、沖縄の歴史や現在と未来を描き出しています。
1970年に結成したロックバンド「紫」が楽曲を提供し、劇中で登場するバンドのライブ音源を新たにレコーディングしました。
主題歌は沖縄県出身のバンド、結成20周年を迎えたORANGE RANGEさんが歌う「エバーグリーン」が採用されています。
映画『ミラクルシティコザ』についてまとめ
今回は、映画『ミラクルシティコザ』のロケ地5か所と周辺のおすすめスポット4か所を紹介しました。
桐谷健太さん主演のこの映画は、1970年代と現代のコザを舞台にしたタイムスリップコメディで、沖縄の音楽文化や歴史を感じられる作品となっています。
カフェオーシャンやスナック喫茶プリンス、7th Heaven KOZAなど、実際に今も営業しているロケ地が多いのが特徴です。
さらに沖縄こどもの国や東南植物楽園といった周辺スポットも充実しており、映画のロケ地巡りと合わせて沖縄市コザを満喫できます。
